grume-rin’s diary

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メディアでも話題、昆虫食!!!

こんにちわ。

 最近何かと話題の昆虫食ですが、皆さんはどんな昆虫が食されているか、ご存じでしょうか?

 

 日本で食べられている『イナゴ』『蜂の子』『さざむし』『カイコ』は昆虫食のごく一部に過ぎません!!!

すでに世界では1,900種以上もの昆虫が食されているのです。

 

 何故にいきなり昆虫食かって???

 

 そうですよね。私たち日本人はあまり昆虫を食する機会なんてありませんし、日本にいる限り、食すことは無いと思うでしょう。

しかし、今SDGsの観点から、2030年に達成すべき目標として、

 1,食材としての昆虫食の普及

 2,代替タンパク質としての昆虫食

 3,昆虫食普及の先にあるもの

か挙げられています。。。

 

では、2030年までにこの目標として昆虫食が出来ることは何でしょうか?

 

1,食材としての昆虫食の普及

やはり一番は昆虫食が食材として普及することかと思います。

例えば、年間の牛肉消費量の半分が昆虫食に代わったらどうなるか考えてみます。

 

 

日本の場合は、一人当たり年間6kgの牛肉を消費しているそうです。

その内タンパク質は1kgなので、温室効果ガス排出量は一人3kg排出していることになるそうです。

 

昆虫の排出する温室効果ガスはほぼゼロと言ってもよいので、昆虫が半分になったとすると、単純に温室効果ガス排出量は半分の1.5kgになります。

 

全てを昆虫にすると、温室効果ガス排出量は、なんと1gです!!!!

 

凄い!!!!!!!!!!

 

 

2,代替タンパク質としての昆虫食

 

人口増加によって、タンパク質が不足すると言うことが言われています。

2025年から2030年ころにはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めタンパク質危機が起きるといわれているそうです。

そのため、動物性たんぱく質に代わる代替えタンパク質の市場が伸びていくという予想がされています。

代替えタンパク質とは、大豆や培養肉といったものです。

これに昆虫も含まれ、代替えタンパク質としての昆虫食の割合を増やしていくことが大切になってくるそうです。

3,昆虫食普及の先にあるもの

実は昆虫食普及に伴い、昆虫食の市場規模が拡大して来ています。

私たちが地域活性化の観点から進めている昆虫食の活動は、地域の産業としての観点からも考えられるものです。

 

 

ではどんな昆虫が食されているのでしょうか?

 

世界でよく食べられている昆虫は、カブトムシなどの甲虫、イモムシ(蛾・チョウの幼虫)、アリ、ハチ、バッタ、イナゴ、コオロギ、セミ、ウンカ、カイガラムシカメムシなど。成虫のほか、さなぎ、幼虫、卵を食するものもあります。

かつては昆虫食大国だった日本。大正時代の調査では、食用の昆虫は55種類ほどいました。ところが、第二次大戦直後の調査では約20種類に減少。昆虫食は急激に衰退しました。当時、イネの害虫であるイナゴは広い地域で食され、カイコ(さなぎ)、カミキリ(幼虫)、セミなども食べていましたが、現在まで昆虫食が残るのは、長野や岐阜などの内陸の地方。海に面した地域では魚がタンパク源でしたが、内陸では昆虫が重要なタンパク源でした。今でもイナゴ、ハチの子、ザザムシなどが伝統食として食べ継がれています。

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こちらはイナゴの佃煮です。

 

昆虫食のメリット,デメリットは⁉︎

 

メリット1

上記でも書きましたが、先ず環境に優しい事です。温室効果ガスの生産量が少なく、環境負荷が低いと言う点です。それと、家畜等に比べ少ない飼料で育てることが出来、生産から消費までの時間が短い事が特徴です。

 

メリット2

タンパク質などの栄養面が優れている

昆虫が家畜と比較して環境効率が良いことは理解できました。では、栄養価ではどうでしょうか。

コオロギと食肉との栄養比較の図を見てみると、

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生のコオロギの栄養価(タンパク質)は他の食肉とほぼ同等であることがわかりますよね。

以上から、コオロギは「環境負荷が小さく、効率的にタンパク質を摂取できる食品」であると言えるでしょう。

また、多くの昆虫が魚と比較して脂肪酸が多く「栄養不良の子どものための栄養補助食品」として期待することができます。
さらに繊維、銅、鉄、マグネシウムマンガン、リン、セレン、亜鉛などの微量栄養素も多く含まれているため、偏った食生活の改善にも役立つのではないでしょうか。

 

メリット3

生産・加工がしやすい

昆虫は「生産時の環境負荷が低い」「栄養価が高い」という点が分かったと思います。
最後に「生産・加工のしやすさ」というメリットに触れてみます。

イギリスの昆虫食製造・販売会社のEAT GRUBによると「可食部1キロ」の生産に必要な農地の面積は、鶏肉で45平方メートル、豚肉で50平方メートル、牛肉で200平方メートル、コオロギで15平方メートルとなってます。

 

昆虫は家畜と比較して「狭い面積」での生産が可能です。

また、上でも触れたように生産時に使う飼料の量も(家畜と比べて)少量で済みます。

気温など天候条件が昆虫生産に合致している地域であれば、バケツなどを使った小規模な養殖をすることも可能です。

加工についても、素揚げをする、ゆでてペーストにする、乾燥させて粉末にするなどの際に、家畜と比べて容易に扱えます。

こういった生産・加工の容易さから、途上国、先進国どちらにおいても収入の向上、起業機会の創出につながると期待されています。

 

次にデメリットは⁉︎

 

昆虫を食べる習慣がない人にとっては昆虫食への漠然とした不安があって当然だと思います。アレルギーや病気への不安、見た目への抵抗、未知の味への戸惑い、さらには「本当に昆虫を食べることのデメリットはないのか?」といった不安はあると思います。

 

昆虫食で病気やアレルギーにならないのか?

デング熱マラリアなど一部の病気を昆虫が媒介することから、「昆虫を食べると病気になってしまうのでは」という不安を抱く人もいると思います。
この点は、FAOと言う所が以下のようにはっきりと否定しています。

昆虫が他の食材のように衛生的な環境で扱われる限り、病気や寄生虫が人間に伝染された事例は知られていません。

一方で、アレルギーについては昆虫が甲殻類(エビ・カニなど)と同じ無脊椎動物のため、それらに対してアレルギーを持つ人は症状が起きる可能性があることに言及していますので、注意して下さい。

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もしかすると、日本でも食材の選択肢として「昆虫」が普通に選ばれる日が来るかもしれません。

タンパク質豊富で地球にも優しい昆虫食、一度試してみてはいかがでしょうか。

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